2019年11月8日に発売された、小島秀夫監督による完全新作ゲーム 通称『デススト』。
を約1ヶ月遅れでプレイしましたが、非常に面白かった。なので今回は本作の感想について普通にネタバレしながら雑に述べたいと思います。
本作はさまざまな魅力があります。革新的なゲーム性もそうですが、特に自分が魅了されたのがストーリー。
主人公は『サム・ポーター・ブリッジズ』こと『サム』。中盤までは『ヒッグス』というチート能力者を持った明確な敵キャラを倒すのが主な目的ですが、そこから二転三転するのが面白い所。
ヒッグスを倒し、もうエンディングだと思ってビーチを一緒に走るサムとヒロイン『アメリ』を見届けていると、突然謎の敵『クリフ』襲来。
そこから「あれ?アメリってホログラムでなく実物見た人いる?」「味方の古参メンバー何か秘密隠してない?」と身内に疑惑がかかり始めます。
ここから更にストーリーが気になって、気付けば夜の11時(平日)。
そこから最終的に全ての黒幕が身内のアメリであることが発覚。ひと悶着ありエンドロールが流れ始めます(1時)。終わっ
……まだ終わらなかった(絶望)。最後は役目を終えたサムの相棒ともいえる赤ん坊『ルー(BB)』を焼却所に連れていくエピソード。そこでサムの過去の記憶が完全に蘇ります。「クリフは敵ではなく、サムの実の父親であった。」と。
↑マッツ様マジイケメン
実はこの記憶、序盤から断片的にちょくちょく出てきたんですが、ルーの記憶と錯覚させるミスリードに見事に騙されました。
そしてその記憶が全て繋がりサムのものだと分かったときの驚き、そして親子の愛、感動的でした。
伏線全回収しゅごいぃぃぃ!!!マッツ・ミケルセン(クリフのモデルとなった俳優)イケメン過ぎぃぃぃぃ!!!ていうかルーが生き返ったぁぁぁぁ!!!
4時になりました。
このゲーム、「繋がり」をテーマにしてるだけあって、配送体験での「つながり」、仲間や親子の「つながり」、そしてオンラインでの「つながり」を意識させてくれるようなゲームデザインになっており、新鮮さを感じられました。
本作は同年発売の『隻狼』とともにさまざまな賞を受賞しており、どちらも世界から非常に高い評価を受けています。
『隻狼』の体幹システムの導入といい、2019年、こういった失敗を恐れず、革新的で挑戦的なゲームが日本から2本出たことはとても嬉しかったです。